【おすすめ本】その「決断」がすべてを解決する貴重な人生を浪費しない「5つのロードマップ」

現代は情報やものがあふれ、忙しさに押されて決断が後回しになっていると感じます。何かを変えたいのに、不安と自信のなさで足が止まる。そんな感覚はありませんか?
やりたいことはある。けれど「今の自分で大丈夫か」が怖い。だから決断できない。僕も読み始めたとき、同じ気持ちでした。この本は、読み終えたときに「読んでよかった」と思える一冊です。
読み終えるころには、「結論待ちの自分」から、小さく決めて動ける自分に変わっているはずです。これは、読んで満足して閉じる本ではありません。
心の中で温めてきた決断を、実行へと背中を押してくれる本です。だからこそ、早く読むほど得をします。

- 今、何かを決断しようとしている人
- 20〜40代、後悔を減らしたい、先延ばし癖がある人
著者の経歴
著者名 | マーク・マンソン |
生年月日 | 1984年3月9日 |
出身地 | アメリカ合衆国テキサス州オース汀 |
学歴 | ボストン大学で国際ビジネスを専攻 |
主な活動 | ・「markmanson.net」ブログを運営し、200万人以上の読者を持つ。 ・マーケティング会社「インフィニティ・スクエアド・メディア」のCEOを務める。 ・著書『その「決断」がすべてを解決する』は全米でベストセラーとなり、Amazon USの年間ベストセラー(ノンフィクション)1位を獲得した。 |
あらすじ
今、僕たちは非現実的なほどポジティブな期待を求められている――
より幸福に、健康に、かしこく、速く、金持ちに、人気者に、生産的になれ……。
しかし、「もっと、もっと」と幸福と満足の蜃気楼を追いかけることに
貴重な時間を費やしてはいけない。
人生のカギは、「もっとたくさん」よりも「もっと少なく」である。
本当に大事なもの、自分自身にとってかけがえのないものだけを選びとる決断だ。
この本の後半では、著者が必ず最高の結果をもたらすと信じている5つの価値観「責任」「不確かさ」「失敗」「拒否」「覚悟」について書かれています。
この本の良かったところは、各章の最後にまとめがあるので、内容が整理されていて読みやすかったです。
この本で響いたところ
「人生はクソだらけ」その現実から目をそらしてはいけない。「恐れ」「失敗」「予測不可能な未来」の渦のなかで、すべては、99パーセントの無駄なあがきを手放し、ただシンプルに1パーセントの本当に「大切なもの」を、どう選択するかにかかっている。
要は、全部やろうとするほど不安は膨らむ。だから今守る1%を決める。選択肢を減らすと決断の摩擦が下がり、今日から動ける。
僕は今の会社にずっと勤めるか、転職するかで迷っているから「惰性で日々を流す」か「やりたい仕事へ小さく賭ける」の二択に絞る。今日の1%は、後者に決める。
与えられ状況においてそのつど、もっともよい選択をし続けた人が、ポーカーでも人生でも、やがて人より優位に立つ。かならずしも最高のカードを配られた人ではないのだ。
今の能力が足りないからって、好きなことを諦めなくても、いまの最前を選び続けてれば、あとから逆転するってこと。
だから、今は芽が出ていなくても、その思いを諦めずに続けたい。あとで後悔しない未来の自分のために、今日も頑張ろうと思う。
